2010/07/14

Träumerei

手榴弾ではないが似た様な機能を持つ小さな弾。それを見知らぬ男性が片手に握れるだけ握って、投げつけられるので、防御をしなければならない。夕方、河川敷の緩やかな堤防をのぼっているところに突然起こったことなので、第一撃で死にそうになった。襲われることを想定して散歩する人もいないだろうが、それにしても散歩の最中に防護布を持っていた私も意味がわからないが、そこは夢なので、矛盾なくストーリが続く。離れた場所から男が手榴弾をごっそり掴もうとしているのが目に入った。私は防護布をとっさに広げて防御した。弾自体は小さく、一発一発の威力も弱いので、いきなり死ぬこともなさそうだが、なにせ弾数が多いし、散弾タイプの手榴弾(爆散によって欠片が飛び散ったのがそう見えるだけだったのかも知れない)である。死なない保証もない。投擲相手が面白そうに言う。「これは古い弾だから、通常の弾よりも飛距離が数メートル短いんだ、その辺を計算して逃げるようにすれば良い」。古い弾だろうが新しい弾だろうが、投げられる私にしてみれば同じ様なものだ。仕方ないので、相手が投擲準備している時間で、飛距離と弾数・種類を考慮して、どのラインまで下がれば安全なのかを頭の中で計算しながら次に備える。そんなことが数回繰り返されると、疲労も溜まってきて計算も面倒になってきた。

そんなところで目が覚めた。